ご来観ありがとうございます2006年03月06日 07:20

おはようございます。

いっとき我が家のホームページへのアクセスが減り、がっかりしておりました。ところが、最近40件以上もカウントするようになりました。

皆さまには申し訳ないような内容のブログを載せていますけれど、読んで頂けると思うと感謝の念でいっぱいです。

ありがとうございます。重ねてお礼申し上げます。

置き薬2006年03月06日 15:02

背中に大きな風呂敷で包んだ荷物を背負って各家を回り、薬が減った分を足して置いていく。

その頃、唯一外の空気を運んでくれる人物といえばこの薬売りのおじさんでした。近所の子ども達は、そのおじさんについて回り、引き出しから薬が出し入れされる様子を眺め、訪問をうけた家のおばさんたちとの会話なども聞いたりしました。

おじさんは心得たもので、そんな子ども達に風船をくれたのです。それがうれしくて、うきうきした気分になりました。

もちろん、我が家にも配られました。それはいつも子どもの手の届かない、高い棚の上に置かれていました。

「ALWAYS 三丁目の夕日」の中でも薬売りの場面がありました。薬売りといえば、なぜかある家の縁側でのシーンが思い出されます。

ちなみに、背中に背負っていた代物は、柳行李で一番下からだんだん上に行くほど小さくなるもので20キロの重さだそうです。私の記憶では引き出しだと思っていました。資料は富山県民会館のHPより。

柳行李(やなぎこうり)2006年03月07日 11:16

柳行李の中に薬を入れて各地を歩き、販売活動をしていた富山の薬屋さん。その柳行李は我が家にも何個かありました。

父があちこちと職場を換えたので、引っ越しが多かったせいか軽くて運びやすく、移動に便利な柳行李が使われたものだと思います。

今にして思えば、母のタンスや長持は親類に預けられていたのでしょう。身軽に動ける道具としては最高だったように思います。

この柳行李は千数百年の歴史と伝統があり、平成4年に国の伝統工芸品として指定を受け、現在も但馬の職人によって作られています。

材料は「コリヤナギ」、だから「ヤナギコウリ」なのかな? そうなのかしら?

ふと疑問に思い辞書で調べてみると、「行李」は使者、旅行の荷物、転じて旅、旅行の荷物を入れるもの、と記されていました。なるほどなるほど。 思わぬことから、面白い事柄を知りました。

「Yahoo ショッピング」「広辞苑」参照

ニットカフェ&ニットバー2006年03月08日 16:45

昨日テレビを見ていると、ニットカフェで複数の男性が編み物をしているところが放映されました。

発祥の地はアメリカだそうです。なぜ男性が?ということで取材されていました。

私は昨年、ちらっと聞いたことがあるのですが、編み物に夢中になり、雑念を払い無心になることで心が癒されるのだそうです。

私はそのことを聞いて、すぐに20年余り埃をかぶった編みかけのセーターをほどき枷を作り洗って用意しました。

しかし、なかなかお手本になるような編み物の本が見つからないので頓挫したままとなっています。

ただ今募集中のNHKの文化講座で「編み物」の講座を見つけ心が傾いています。

ちなみに、ニットバー&ニットカフェは全国で40カ所も展開されているそうですよ。

春を告げるセツブンソウ2006年03月09日 18:20

セツブンソウ

『新天地で春を告げるセツブンソウ』という記事を昨日の新聞で見つけて、早速その場所へ行ってみてきました。

『前略・・・’97年。「ダム建設で失われる自生地の種を増やしてほしい」と、自生地に生えていた2株を贈られた。』そして今は500株に増えたそうです。

5年くらい前に私が見た県北の自生地では、透き通った淡いブルー色をしていて、まだ雪が残る肌寒い日陰に凛として咲いていた美しい姿はどこにも見あたりませんでした。

植物公園の職員は一生懸命に育ててはきたことでしょうけれど、やはり山野草はその場所にありて美しく輝くのでしょう。

ちょっと時期は過ぎたとはいえ可哀想な感じを受けました。

『』内は3月8日付朝日新聞より引用。