リサイクル特集(染める)2006年03月16日 10:30

昨日、白色の作業着をグレイ色に染めてみました。 丈の長いコートがすっかり様変わりしたのには驚いています。

さて、昔昔、母はほどいた毛糸などを染めていました。あの匂いまで思い出しました。大きな鍋に染料を入れて溶かし毛糸を入れて煮る。そうすると、すっかり色変わりした毛糸が出現しました。

糸がやつれて細くなったもには木綿?の縫い糸を添えて、あるいは細い糸を添える、縞模様にして不足した分量を足して編む、それから染めて編む。 なんと究極のリサイクル生活だったことでしょう。これならゴミは出ませんね。

昨日は説明書通りに、染料1袋に塩を大さじ4杯、それから粉石けんを小さじ1杯程度を入れて75度以上の湯で20分かかって染め上げました。塩は何のために、洗剤は何のためにと思いながらの作業で、温度は棒状温度計を使いました。少々むらもありましたが作業着ですから全然気にはなりません。

染めた衣料はポリエステル50%と綿50%の混紡でした。 染料も織物の繊維によって染まらないものがあり、結構複雑ですよ。あちこちを染料の色で汚しながら作業は終了しました。

究極は自分の手も染めて、縦横に走る皺までしっかり染めてしまいました。