ドナウ・デルタ地帯2007年09月18日 15:43

『空を飛ぶ赤い翼』が、ドナウ・デルタ地帯6000平方㎞を空撮していました。広大な湿地帯、豊かな緑、素晴らしい眺望を観ることができました。

実は今回、ルーマニアツアーの旅行日程に、このデルタ地方を訪ねるのがあり、当初そちらを選びましたが都合で止めました。それだけに興味があり、録画して連休中に視聴したのです。

ここにだけ飛来して来る、モモイロペリカン1万4千羽の飛翔を上から、モーターパラグライダーを操縦しながら撮影する矢野健夫さん。こちらも一緒に飛んでいるようでした。ヘリや飛行機と違って、超低空飛行で映される映像は楽しい。

その他、シルクロード沿い黒海北岸のグルジアのブドウ畑、ウクライナのヒマワリ畑など、それぞれ悲しい歴史を経て、逞しく生きている農家の人々との交流も描かれていました。

『』内のテーマは、9月14日、NHKドキュメンタリー・プレミアム10にて放映された。

切手購入(海外)2007年09月10日 09:13

ルーマニアの赤いポスト

先日ロンドンを旅行中の知人がハガキを送ってくれました。帰国してからの報告では、「切手を買うのに長蛇の列だった」とのこと。

日本では、切手を買うのに苦労することはありませんけれど。

なるほど、先だってルーマニアとブルガリアでも、切手を買うのに不自由しました。しかもポストもなかなか見あたりませんでした。仕方なくハガキの投函の殆どは、ホテルのフロントにお願いしたのでした。

私の旅の楽しみは、身内や知り合いに現地から絵はがきを送ることです。どこの国へ行っても先ずは、宿を取るための「i」マークとポスト(郵便局)探しです。

私の知っている範囲では、手軽に切手を購入出来る国は、ドイツ、スイス、フィンランドでした。

イタリアでは(田舎)、郵便局はいつ開いているの?というほど、閉まっている時間帯が多いのでは不自由です。その分、たばこ屋さんなどでも買えますけれど。それぞれの国の事情があるのでしょうね。

ポストの色も国が違うと、さまざまで面白いですね。

農作業でもみんなスカート2007年09月08日 12:26

「なぜ?って」旅人は不思議に思っていました。そうなのです。

勿論ロングスカートですけれど。あの広大な土地を耕している女性は、みんなスカートを履いておりました。

私たちには到底考えられない服装です。素人が考えても、日焼けは勿論のこと、動きも制限されるし、第一害虫にやられてしまうのではと、言う疑問です。

そう言えば、ヨーロッパの農村を描いたミレーの絵にも、スカートの女性が描かれていました。添乗員のIさんも、「虫に刺されないのかしらね」と話していました。

そう言う風習なのでしょうか?スカートを履かなければいけない、理由は分からないままでした。

ミラノで2007年08月22日 18:28

修復中のドゥオモ

10年振りのミラノは、地下鉄ドゥオモ駅で下車して階段を上ると、目の前にドゥオモがそびえ立っていたので、「えっ、なんで」と驚いてしまいました。

この前は列車で来たので、なんとなく街まで違った雰囲気を受けました。この前は、地下鉄の存在さえ認識していませんでした。

とにかく、ツアー仲間のIさんとNさんとで、先ずはビットリオ・エマヌエル2世のアーケードをそぞろ歩き、その美しさを満喫。Nさんは15年前にここを訪れたけれど、大半は記憶にないわと話していました。

丁度ドゥオモは、’03年から’07年まで大がかりな修復をしていましたが、中に入ることもできたし、おまけにこの前は昇らなかった塔にも昇ることができました。

そしてイタリアの垢抜けした誕生カードまでも、家族分購入して満足したひとときとなりました。

マラムレシュ地方(ルーマニア)2007年08月21日 17:21

イエウドの木造教会(世界遺産)

観光の拠点となるバイア・マーレを経て、サプンツァ村の「陽気な墓」を見る。その後、ボクダン・ヴォーダとイエウドの村にて、世界遺産の木造教会を見学。

バスで移動中、広大な農地が広がり、そこかしこに小さな集落が点在し、昔ながらの馬車や農機具を使い、一家総出での農作業の様子が見受けられました。

木造の家には囲いがあり、必ずといいほどブドウの木を垣根に匍わせていました。ある集落では異年齢の子どもたちが、賑やかに遊びに興じていました。木造の家、屈託のない子どもの遊び、日本ではとっくに忘れ去られた情景です。懐かしくもあり、うらやましくもありました。

しかし、どこの国でもそうであるように、都市化が進み農作業だけでの家計の維持が困難となり、出稼ぎで若い人が都会に流出して、かなりの農地が放置されていると、ガイドさんに聞きました。

でも、いつか世界中に食糧難がやってきた時、これほどの豊かな農地があれば、国民は生きていけるなと感じました。