湯たんぽ2006年03月27日 18:34

冬中お世話になった湯たんぽ。3月上旬頃、気温が10度を超えるようになってから湯たんぽを使用しなくなったので先週収めました。

冬の寒さに震える時、湯たんぽで温まった布団に入ると幸せを一杯感じます。それにしても夜8時頃に2.5リットルのお湯を入れておけば朝までポカポカと温めてくれる。なんと昔の人はいいものを発明してくれたものだと感謝で一杯になります。

波板で小判形の形状もさることながら、朝まで冷めないというのがとても不思議です。先人の工夫の偉大さに驚きます。

「おまるから始まる道具学」(村瀬春樹著・平凡社新書)によると、日本製は幕末末期から明治にかけて陶器製のものが作られたのではないかと考察されています。

この本によると、湯たんぽは酒瓶の転用らしく、歴史は古いとのこと、湯たんぽ一つとってもなかなか奥深い歴史があるようです。

湯たんぽに敬意を表して、、、。