柳行李(やなぎこうり)2006年03月07日 11:16

柳行李の中に薬を入れて各地を歩き、販売活動をしていた富山の薬屋さん。その柳行李は我が家にも何個かありました。

父があちこちと職場を換えたので、引っ越しが多かったせいか軽くて運びやすく、移動に便利な柳行李が使われたものだと思います。

今にして思えば、母のタンスや長持は親類に預けられていたのでしょう。身軽に動ける道具としては最高だったように思います。

この柳行李は千数百年の歴史と伝統があり、平成4年に国の伝統工芸品として指定を受け、現在も但馬の職人によって作られています。

材料は「コリヤナギ」、だから「ヤナギコウリ」なのかな? そうなのかしら?

ふと疑問に思い辞書で調べてみると、「行李」は使者、旅行の荷物、転じて旅、旅行の荷物を入れるもの、と記されていました。なるほどなるほど。 思わぬことから、面白い事柄を知りました。

「Yahoo ショッピング」「広辞苑」参照

コメント

コメントをどうぞ

※メールアドレスとURLの入力は必須ではありません。 入力されたメールアドレスは記事に反映されず、ブログの管理者のみが参照できます。

※なお、送られたコメントはブログの管理者が確認するまで公開されません。

名前:
メールアドレス:
URL:
コメント:

トラックバック