「“おびく"をさがせ」その12010年11月15日 15:32

先日のブログに「赤ちゃんをおびく(あやす)」という言葉を使いまいました。

今朝スポーツセンターで唯一の愛読者 I さん(勝手に決めて)から質問を受けました。「“おびく"とはどういう意味ですか」と。

私は当然当地の方言でみんなが知っているつもりで、そのまま解釈もせずに載せました。

そこで、早速、周囲の知っていそうな年齢の人に当たってみました。
「知らない」と言う多くの返事にがっくり、何故、なぜ、なんでだろうという疑問。

ある人は「私は田舎出だから、町の方言でしょう」とか、「よそから来たから」とか、「“おびきよせる"という言葉があるけれど」とか、いろいろ皆さんの声が出ました。

「そうだ、“誘き(おびき)寄せるではないかと納得したところで、再度 I さんから「その言葉を知っている人が二人いたよ」と教えてもらいました。

どうやら島嶼部(大小の島じま)の言葉ではないかと思えてきました。
その2につづく。

「“おびく"をさがせ」その22010年11月15日 15:37

赤ちゃんを“おびく"(あやす)で使った言葉を知っていた人が島嶼部(とうしょぶ・大小の島じま)出身でした。

私のルーツを辿ると、まさに島嶼部でした。住んだことはないのですが、幼い頃父母の実家があり度々訪れていたので、そこでその言葉を獲得したのでしょう。

ところで{おびき・よ・せる・【誘き寄せる】だまして引きよせる}なんて物騒な言葉ですね。“おびく"の言葉の出所は、私には憶測ではっきり分かりません。

{}内は広辞苑第六巻より。