旅がとりもつ“栗饅頭”2012年10月14日 15:42

まほろばの月
箱入りの生菓子が長野から届きました。
菓子箱を手に持つと、ずっしりと重く、おいしそうな香りがあたりを包みました。それは旅で親しくなったNさんから届けられた品です。

翌日箱から和菓子をひとつ取り出すと、ずっしりと重く、更に香りがあたり一面に広がる。薄皮と上品な白あん、そして真ん中に栗がまるごと一粒入っていました。

もう堪らない!和菓子と言えば“栗饅頭”と決めこんでいる私。
それが丸ごと入っていれば申し分ない。
味はもちろん最上級でした。

ほんとうにうれしい贈り物でした。

きずな2012年10月02日 17:14

今日ほど“きずな”について深く考えたことはありませんでした。

長野の善光寺参りで偶然知り合ったNさんとその娘さん、Mさん。
遠く離れた場所に住んでいながらご縁があり、お付き合いするようになりました。

今年の夏、Mさんとは再会して(三度目)楽しいひとときを過ごしました。残念ながらNさんとは、健康上の都合でお会いすることができませんでした。

ところでその時、Mさんは同じ町内に住んでいるNさんの転居先と電話番号が分からないというのです。私が長野へ行く直前にNさんの娘さんから電話を頂いていたので、Mさんにその番号を教えてあげました。

そして、今日「Mさんの電話番号を教えて下さい」と緊急の電話がNさんから入り、Mさんの番号を教えてあげました。

「これをきずなって言うのかしら?」と、ふと思いました。
なにか不思議なご縁を善光寺さんに頂いたような気がします。

「元気を下さい」2012年09月16日 17:46

八方尾根に登る途中、いろんな人と出会いました。

それこそ一期一会の出会いなのですが、登っている皆さんは明るく笑顔。
つい話しかけてしまいます。
「頑張っていますね」と、お互いに励まし合ったりして、和やかなふれあいがあります。

そんな折り、休憩中の若い二人連れの女性と話が弾み、私の年齢を聞いて「元気を下さい」と握手を求められました。

また、登山クラブの案内をしている添乗員の皆さんとも、何度も出会い親しく声を掛け合いました。

私が下山して温泉に行くと、お客さんを案内して、お世話している彼女たちを見つけました。
「また出会いましたね」と、こんな風にです。

ほんとうに沢山のいい出会いを重ねました。

宿でびっくり!2012年09月04日 14:28

宿に泊まり一番びっくりしたのが自動化されたトイレ。

便器に近づくと蓋が独りでに開き、座すると、クラシック音楽を奏でる。立つとぴかっと光り汚物を流す。蓋を閉める。手洗いに手をかざすと、ぴかぴと光り水が出る。

いつ時、人間を感知するのだろうと、何度、扉の隙間から彼らの働きを覗き見しようと思ったことか、、。
でも、人間を感知するのだから隠れていては駄目ですね。

まるで彼等に操られているようでした。

お洒落なインテリアの個室2012年09月01日 10:39

宿の玄関にて
いつもは相部屋に泊まるのですが今回は個室を希望しました。
ウン十年来通った宿で初めてです。

リニューアルした個室は、帽子・服掛け、タオル掛け、置物など骨董品を思わせる様な落ち着きがあり、いい配置で置かれていました。とてもいい雰囲気を醸し出していました。

いつもの旅では、寝る場所を確保するだけと割り切って、ビジネスホテルや味気ない安宿ですませていましたが、偶にはいいですね。