あの天才ミケランジェロでも?2016年12月25日 17:07

先日、NHKbs・プロファイラー選で「天才ミケランジェロの謎に迫る」を放映していたのでながら視聴をしました。

岡田准一さんが司会を務めていました。
その中で、ある争いにミケランジェロが荷担して敗れ、多くの人が処刑されるに至り、ミケランジェロは地下室に隠れて絵を描いていたことが分かったいう。

プロファイラー参加のひとり、漫画家の荒木飛呂彦が「絵を描いていたのは下手になるからだ」と言っていました。
へぇ~、あの天才画家をしてそうなんだと、驚きました。

私が初めてミケランジェロに(絵)出会ったのは、’97年のことでした。バチカン宮殿にあるシスティーナ礼拝堂に入り天井画を仰ぎ見ました。

「すさまじい気迫に圧倒される。あふれるような才能が、見る者に生き生きと迫ってくる」と、筆者は述べているように私はこの天井画に引き込まれました。

修復して間もない頃なので特に鮮明な美しさだったのでしょう。その時私は描いた人がミケランジェロとは知りませんでした。
あの感動は今もなお鮮明に残っています。

そしてローマのサンピエトロ大聖堂で、ミケランジェロの彫刻「ラピタ」も目の前でしっかり鑑賞しました。

胸も熱くなり引き寄せられるような感慨を覚えました。

旅のいい思い出となりました。

「巨匠の世界・ミケランジェロ」(タイムライフ ブックス編集部・ロバートカフラン)より引用。
この書は昭和43年6月28日発行となっています。

「あの天才ミケランジェロでも?」余話2016年12月25日 17:46

「神のごとき天才」と言われているミケランジェロを「歴史の上で、芸術的天才といわれる人は多いが、その中から、あえて最も偉大な1人を選ぶとしたら、やはりミケランジェロということになるだろう。」と著者が述べています。

この書「巨匠の世界・ミケランジェロ」(タイムライフブックス編集部・原著ロバート・カフラン)が発行されたのが昭和43年6月28日なのです。

当然私はシスティーナ礼拝堂の天井画の記述は見ているはずです。なのに、天井画を描いた人をを知らなかったとは?

「巨匠の世界・ミケランジェロ」の書では、修復前のすすけて、薄汚れた絵画が掲載されていました。
とても同一のものとは思えなかったのだと思います。

ちょっと言い訳になるかも?

「万が一」2016年12月27日 14:43

ある宅配の方が今日配達に来て「年内にもう一度来ます。その日は確実に在宅されていますね」と。

在宅していますよと伝えましたが「万が一」といわれて、そんなこともあるなと、置き場所を示しておきました。

そう思えるのも訳が、、、。
昨日、腰の痛さに耐えかねて、かかりつけ医院で診察して貰ったところ「腰椎すべり症」と診断されました。

先日来、風邪をひいた時には、首から登頂部にかけての神経痛。
次々と病を発症する私のこと。
急病で不在い言うこともあるかなと思いました。

高齢になると「万が一」のことは、考えておかなくてはなりませんね。

「巨匠の世界」(タイムライフ ブックス編集部・ロバートカフラン)2016年12月27日 17:53

「巨匠の世界」昭和43年6月28日初版発行・3000円。

この書を購入したのは、恐らく昭和48年ではなかったかと思われます。良書を訪問販売する人に勧められ、かなり高価でしたが購入しました。

このシリーズはミケランジェロの他に、レオナルド、ルーベンス、セザンヌ、ドラクロワ、ピカソの6巻あります。

蔵書もかなり処分したけれど、この書は年月を経ても大切な蔵書として残しています。