「八甲田雪中行軍遭難事件」の話2010年09月01日 18:37

私たちのバスが八幡平にさしかかったとき、ガイドさんが「1902年(明治35年)1月に日本陸軍第8師団の歩兵第5連隊が八甲田山で冬季訓練中に遭難した事件。訓練への参加者210名中199名が死亡」したことを話してくれました。

同時期に、弘前隊は別ルートをたどり、無事訓練を成功させたと。

弘前隊は雪の経験があり、ガイドをつけていたこと。太平洋側の青森隊は、雪の経験が乏しかったことなどが、生死を分けたのだと、記念碑もあることなどを話してくれました。

地元ではこの悲しい事件が語り継がれているのでしょう。