『一寸先は闇』 ― 2008年09月10日 21:00
今日の天声人語でこの言葉を拾いました。
『あす何が起きるやも知れない。』私たちの年代になると、こんな会話はあいさつ代わりに使われています。
世の中でも、次々にいろいろな不詳事や自然現象の猛威にさらされたり、環境破壊、不条理なことが起こったりと、いつ私たちも見舞われるかも知れません。
ついでに辞書をひもといてみると案外知らない言葉を見つけました。
{【一寸足】小股でに歩くこと。【一寸刻み】物事が少しずつ進行すること 。【一寸抜け】=【一寸遁れ】責任をその場だけでも逃れようとすること。【一寸やらず】きびしく見張りをしていること。少しも見のがさないこと。 【一寸下は地獄】板子一枚下は地獄=船乗り稼業の危険なことのたとえ。【一寸の光陰軽んずべからず(「光陰」は時間)】少の時間もむだに費やしてはならない→少年老い易く学成り難し(少年)成句。【一寸延びれば尋延びる】当座の困難を何とかして延ばしていけば、先は楽になる。【一寸の虫にも五分の魂】小さく弱いものにもそれ相応の意地があるから侮りがたいの意。}
『』内は9月10日付け朝日新聞天声人語より。{}内は広辞苑第六巻より
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