サクラ・さくら・桜・櫻に思う2008年03月29日 15:19

ずいぶん前のある年のことです。その時、サクラは枝の先までいっぱいの花を咲かせていました。真下から空を見上ると、真っ青な空の青と薄いピンク色が映えて、その美しさは格別でした。

それまでは全くの傍観者、毎年咲くサクラに余り興味をそそられませんでした。

そしてこの頃では、来年サクラに会えるかなと思える年齢にさしかかりました。

先日何気なくラジオを聞いていると、「サクラ」の名前について様々な見解があると聞き知りました。『「サは稲の神様」、「クラは神が座るところ」』諸説ある中で、これが本当らしいと月尾氏は言う。そうなのか、「サクラ」にそんな深い意味合いがあったのかと感心しました。

聞くとも無く聞いていたので、はっきりしたところを調べようと思いHPで検索したところ次のような紹介がありました。(諸説ある)

《もともとサクラとは、サは穀霊の古語、クラは神座を表すことば》とありました。今年、当地もサクラの開花宣言がありました。

『』内「日本全国8時です」《》内は「別府街角ウオッチング」より引用。

『進取の気象(気性)に富む』2008年03月29日 20:40

私の父親は風来坊で、「進取の気性に富む」人だったような気がします。あくまでも私の中ではそういう思いです。

ふとそんなことを想い出して、口をついて出ました。

本当にこの言葉があるのかなと、新明解国語辞典で「進取」を引いてみると、『今までの慣習にかかわらず、意欲的に新しいことをすること。―の気象に富む』

「えっ」私は「気性」だと思っていたのに。よく見ると「気象」=「気性」であることが分かり、この言葉の記憶には間違いはなかったようです。

それを見つけるまでは、まあ「あたらずといえどもとおからず」と言い訳したのでしたが。でも、「あたらず」が、「中らず」とはびっくりでした。

『』内は新明解国語辞典より。