『氷河ピンチ』2007年02月01日 11:40

昨日、ラジオや新聞のニュースで氷河の減少を報じていました.。

『80年からの25年間の厚さの減少は10㍍余りに達しているという。』この急激な変化には驚くばかりです。

私が氷河に初めて接したのが、93年スイスのモルテラッチ氷河でした。早朝でひと気のない氷河は、あたりはあくまでも静かで、私を拒絶するかのように行く手を遮り、立ちはだかる大きな大きな塊でした。

表面は黒い土砂で汚れていましたが、氷河は冷たく、堅く、透明で美しく青い光を放ち、底からは清流が滴り落ちていました。氷河は生きているんだなと思いました。

そして’94年、ニュージランドのフランツジョセフ氷河を見に行きました。その時、標識に「100年前はここまで氷河がありました」と書かれていました。私はそこから2キロも、石がゴロゴロ転がり、水が至る所に流れを作っている川底を歩き、ようやく氷河に辿り着きました。

とても大きな氷河でしたが、地球温暖化がここまで進んでいるという事実をこの目で確かめました。

今回のニュースでは、氷河の厚さまでも激減していることを知り、温暖化だという確証が出ていないにしても、この事実は人ごとではないよう気がしました。

『』内は’07年1月31日付け朝日新聞より引用。

やっと覚えたのに~ぃ2007年02月02日 11:35

久しぶりにCDを3枚録音しました。

今、旬な絢香の「三日月」と「I believe」そしてスキマスイッチの「夕風ブレンド」です。家族から借用して録音しました。

長期間放置していた「ポータブルCDプレーヤー」はバッテリー切れ、今朝から充電中です。

ポータブルCDプレーヤーを放置している間に(?)携帯音楽は進化し続け、次なる「i pod」が出現して、次は携帯電話にも組み込まれる話題が報じられていました。

○ポイントで当たるプレゼントの中に「i pod」の説明がありました。『前略・写真、ビデオもより鮮明な画像で楽しめるようになりました。さらに、最長14時間のバッテリー駆動時間、先行の第四世代のiPodから厚みが30%スリムダウン。後略』

『』内を読んでクエスションマークが10個くらい並びました。先行は分かりますが第四世代とは何何。「えっ、写真も見えるの、えらく小さくなったのね!」

もうこれ以上の進化にはついて行けません。折角覚えたスキルが時代遅れとはね、とほほ、、、。

『』内は「アプルi pod」の紹介文です。

「トゥーランドット」2007年02月04日 16:58

荒川静香さんの「イナバウアー」をとくと見せて頂きました。

当初、あまり関心はなかったのですが、トリノオリンピックで金メダルを獲得した演技を一目見ておきたいと思い、会場へ足を運びました。

さすが演技は金メダルという風格でした。そこに立つだけで絵になる姿、清楚で、華やか、美しく輝く荒川静香さんでした。

「トリノオリンピックから1年」と、ご本人の言葉でしたが、あのときの興奮を呼び覚ます「トゥラーンドット」の曲に乗り、荒川さんは氷上を滑り、舞う、イナバウアーもたっぷり見せてもらいました。

八木沼純子さんを始め、メンバー各位、ゲストの皆さんの演技にすっかり魅せられたのは言うまでもありません。

正直者がなんとか2007年02月05日 16:30

昨日のアイス・ショー会場入り口で「カメラを持っていませんか?」と聞かれ、正直者の私は即座に持参していると答えました。

早速ここに預けなさいと番号札を渡され、取り上げられてしまいました。

終演後、大勢の人が競って荒川さんに花束を渡し出したのです。すると、みんなが一斉にケータイを出して撮影し始めました。中にはカメラを出している人もいます。カメラを取り上げられた私は無念の涙を飲みました。

考えてみると、ケータイにカメラは付きもの、なんだか不公平感が残り、後味の悪い思いを抱きました。

美しい日本語2007年02月07日 11:21

「花にお水をあげる」、『植木に水をあげる』とか、「犬に~をあげる」などと、最近テレビなどで、華道家、園芸家、ブリーダーの皆さんが言っています。

私はずっと前から、この言い方が気に入らないのです。敬語が乱れてきているのでしょうか。

そんなことが昨日の新聞に取り上げられていました。敬語は日本独特なものでないこと、敬語は『人間関係を円滑にする社会的言語表現だ。』日本語の敬語は複雑であること。

確かにその通りだと思います。私とて、正しく敬語を使っているかは疑問です。でも!『植木に水をあげる』はおかしい。

「水をあげる」、「水をやる」と、どちらを使うなどという世論調査の結果、前者が過半数を占めたようです。『たとえ過半数が「水をあげる」と言おうと、それは困った語法である。』と述べていました。

『謙譲語的表現で植木にはふさわしくない』からです。

『』内は2月6日朝日新聞「袖のボタン」丸谷才一氏『植木に水をあげる?』から引用。